月がとてもロマンチックでした。
インターナショナルゴルフリゾート京セラからの夕景です
ゴルフ場は18ホール、京セラレディースの開催でも知られています。平坦な丘陵コースです、
3日間4ラウンドしましたが成績はもう一つでした。(ベスト91)
京セラの経営するゴルフリゾートでサッカー場、テニスコート、屋内外プール、温泉施設など実に設備がよく完備されたリゾート施設です。
滞在中、J1京都サンガの練習合宿と重なり加藤監督はじめとして寒風の中で練習に励んでおりました。
寿友陶苑とそのお庭 紅白の梅がきれいに咲いていました。
登り窯 黒薩摩はこの登り窯で焼成させ、白薩摩は現在はガス窯で焼成するのだそうです。
沈寿官窯 入り口門
慶長8年(1603年)串木野から伊集院郷苗代川(現在地日置市市来町美山)に移住
翌3年 約八十名の陶工たちを連れ帰り、そのうち四十余名が鹿児島の串木野島平に着船した。
朝鮮慶尚北道青松に本貫を置き、その一族からは李朝四大世宗の
后妃になった者もある名門、沈氏の出身である当吉もその中にいた。
邸内には記念碑が建てられてます。
雨が壺を濡らしている。壺は、庫裡のすみにころがっている。
「朝鮮ではないか」と、U氏は縁から降りて、壺を起こそうとした。が起きなかった。
手のひら二枚ほどの破片が、ぬれた地面にかぶさっていたにすぎない。 司馬遼太郎 「故郷忘じがたく候」より
昭和43年、司馬遼太郎氏が小説の取材で沈寿官家を訪れ、またこの集落での取材を元に「故郷忘じがたく候」
を書き上げました。
小説の舞台に憧れるのは、誰しもおなじであろう。今回はゴルフ3泊4日フリーラウンド格安旅行の合間を縫って、司馬遼太郎
の小説の主人公に会えたらとの思いで、ゴルフは早朝からスタートし早々に切り上げ、(おかげで寒さと眠気でスコアは散々)午後からレンタカーで日置市東市来町の沈寿官窯へ行ってきました。現在は第15代沈寿官氏で小説の主人公は14代ですが、たまたま作品展示室で、ご本人にお目にかかることができました。
沈寿官窯のHPは下記のURLでご覧になれます。又、まだ本を読まれてない方は是非一読お勧めいたします。
「日本を語りながら韓国を語り,日韓の歴史に託して日本人とは何かを論じた達意の文章として読者の記憶に残り続ける。」
( 東京大学教授 山内昌之氏解説)大変興味ある内容です。
美山の町は落ち着いた大変のどかな
佇まいでした。
庭の六角堂